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せめてものグッバイ

問題解決のヒントを心理学で探るブログ

無料で宣伝と集客をしたいなら自己開示をするべし

前回、ダイソーを例にとって人はモノそのものではなく、体験やモノに隠されたストーリーを買っているという話をしました。

 

そう考えると、どこから買っても同じように思える商品であったとしても「あのお店で買いたい」と思わせることが重要になるわけです。

 

コンビニを例にとります。あなたは各コンビニを比較して選んでいますか?たいていの人は、「近いから」とか「通りがかったから」という理由くらいだと思います。コンビニなんてどこも一緒だと思うかもしれません。

 

最近こんなツイートが話題になっています。

 

 

コンビニの前に置いてあるボードに「長女が三才になりました!」と書かれています。

 

きっと、相当に嬉しかったのでしょう。店の前にあるボードには通常、お店のキャンペーン情報であったり、おすすめ商品について書かれてありますよね。

 

娘さんが三才になったことは顧客にとっては本来関係のないことです。まさに「知らんがなwww」というわけです。だけど、どこかほっこりしますよね。

 

この看板を見て、すーっとお店の中に引き寄せられた人もいることでしょう。店員さんに声をかけた人もいるかもしれません。そこにコミュニケーションが生まれます。

 

看板のメッセージで、私はこのコンビニに興味を持ちました。きっといい雰囲気のコンビニなんだろうなぁと思いました。どうせ買うならこのコンビニで買いたいですね。

 

「直接的な宣伝よりも、一見関係のなさそうな自己開示こそが人の心を動かすマーケティングになる」ということなんです。

 

ボードに「大安売り!」と書いてあったところで、私はこのコンビニに関心を示すことはないでしょう。

 

しかし「長女が3歳になりました!」と書かれてあることで、店員さんの子煩悩な一面を垣間見ることができるし、きっといい親御さんなんだから、接客態度も明るいんだろう、なんて想像を巡らせてしまいます。

 

これが人の心理とマーケティングの関係でもあります。人の心を動かすことは、マーケティングの肝です。

 

そして人の心を動かすためには、自分の気持ちや思いを伝える「自己開示」もひとつの重要な要素となります。

 

もし、あなたのお店が宣伝手法に困っているのであれば、店長や店員さんの思いを看板にぶつけてみましょう。お金もかかりませんし、やってみる価値は十分にあります。

 

「どうしてこのお店を始めたのか」

「どういう思いでお店をやっているのか」

「なぜ、この商品やサービスを売っているのか」

 

あなたが持っているストーリーをどんどん開示していくのです。それが、結果としてお店のファンをつくることにつながっていきます。